前回は「ウソをつかない」 について書きました。
今回紹介するのは「行動の一貫性を保つ」ことです。
この「一貫性」とは「子どもから見て、予測可能で一貫性がある」ことです。
例えば、子どもが転んで、子どもが助けを求めたときに○○○
この○○○に入る部分が毎回同じような行動をとることが求められます。もちろん、転んだ際の怪我の状態にもよりますが、子どもがある事象に対して、「お父さんやお母さんならこうする」と予測できる範囲内で対応することが大切です。
ある時は、優しく助けてくれるのに、ある時は無視されたり、突っぱねられてしまうと、子どもは混乱してしまいます。
これは、組織の心理的安全性を保つうえでも必要な要素ですね。
親の気分で一貫性のない行動を取ると、子どもは安心して生活できます。
生活パターンの予測性、習慣なども入ってきます。
食事のタイミングや就寝時間などがこれに該当します。なので、規則正しい生活をするのが大切だということになります。
一貫性のある親に育てられた子どもは後半の人生において、認知能力や感情のコントロール能力が高い傾向にありました。
これは一貫性のある態度、生活習慣を心掛けるモチベーションになりますね。
ただ、この一貫性を保つには、親のメンタル状態が重要となります。ストレスを抱えた状態では、気分の浮き沈みが多くなり、子どもの行動へのフィードバックが気分で変動してしまいます。睡眠や食事、人間関係など気を付ける必要がありますね。
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