それが「if-then ルール」、または「if-then プランニング」です。どちらも同じものですが、呼び方が違う場合もあるので、両方載せました。
これはとてもシンプルかつ、強力なテクニックです。 超簡単に説明すると、
if「○○をしたら」、then「○○をする」 というセットを作っていきます。
具体例を示すと 「歯を磨いたら」、「その場でスクワットを10回する」
このように何かの行動に、習慣化したい行動を紐づけるというものです。他にも例をあげると、
「家に帰ったら」、「靴を履いて、ランニングに出かける」
ここで、行動ではなく、時間に紐づけるのはダメなんですか?という疑問を持った方もいると思います。
例えば、 「夜の8時になったら」、「読書をする」
この方法は決していけないわけではないのですが、学校などのように時間が完全に決まっていない限りは、お勧めできません。なぜかというと、私たちの予定というのは、概して思い通りにいかないことが多いからです。
先ほどの例で考えると、通常であれば、夜の8時に夕食を終えているかもしれません。でも、日によっては、仕事が遅くなるかもしれない。赤ちゃんがいて、ぐずるかもしれない。このように思い通りにいかないことが多々あるので私たちの生活です。なので、時間ではなく、いつも行う行動を結び付けるのがいいでしょう。このようにif-then ルールを使うにしても、注意点があります。 次回も引き続き、習慣化のテクニックについて扱っていきます。
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