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才能に関する勘違いを紐解く①

shiranegakudo

 最近、読んだ書籍や聞いたものから私たちの「才能」について考えていくことにしました。この才能や個性といったものが、私たちの人生を苦しいものにしているなと感じており、みなさんの人生を充実したものにする一考になってくれればと思います。


 今回は、才能や個性は「絶対的」なものなのか考えていきましょう。

 最近、SNSなどで見かけるのが「本物の自分を見つけよう!」みたいな話です。この内容に関しては、私はかなり懐疑的な立場を取っています。というのも私たちの才能や個性というのは、集団によって意味づけが変わってくるからです。


 私の例を出して考えてみましょう。私は小学校の時はよくリレーの選手に選ばれていました。この時の私は足の速い子だったのです。しかし、中学校になった時に、一番最初に50m走のタイムを計ると、私は平均よりも少し早い程度となりました。これはどういうことかというと


小学校→足の速い子がほとんどいなかった→結果、足が速い部類になった

中学校→割と全国平均レベルの環境となった→結果、平均な部類に入った


これはよくある現象ですよね。しかし、案外見過ごされがちなことなのです。この部分が頭でわかっているだけではなく、自分の中に腹落ちしていないと、自分の生き方について苦しむことになります。

 今日は、才能や個性というのはどうやら「相対的」である。という話をしました。次回はもう少しその内容について深堀していきます。

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